始まりは、ニューヨーク
kuruminのトートバッグの見本は本屋さんのバッグ
私は、少女時代をニューヨークで過ごしました。
そのため、大人になってからも帰省するような気持ちで
わりと定期的にニューヨークへ行っています。
展覧会や写真展に合わせて行ったり、NBAのファイナルに
私の贔屓チーム、New York KNICKSの進出が決まった時、
New York City Marathonに出場しに…などなど目的はさまざま。
そして昔から私が必ず立ち寄るのが本屋さんでした。
80年代、最もよく行ったのはStrand Bookstoreです。
当時は決して綺麗な本屋さんではなく、ただただ広〜い店内に
所狭しと本がギッシリ!宝探しをしているような気分で
イラストや写真の美しい本を見るのが大好きでした。
レジのところに1種類だけ、お店のトートバッグが売っていて
素っ気ない、本当にシンプルなものでした。
今は広場などでStrandのトートバッグだけを売ってたりして
デザインは豊富なのですが、昔のみたいにマチがあったり
ポケットがあるものはなく、ペラッとしています。
RIZZOLIは昔からちょっと高級感漂う本屋さん
昔、ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの不倫を描いた
「恋におちて」という映画がありました。
二人が出会うのがこのRIZZOLIで、そのころはソーホーとミッドタウンに
店舗があり、確かミッドタウン店が撮影に使われていたと思います。
Strand Bookstoreと違って、こちらは整然としていておしゃれ。
そしてここのトートバッグも素敵なのです。
行く度にちょっとマイナーチェンジされていたりしますが基本はこのイメージ。
今は店舗も移転していますが、相変わらず美しいお店の佇まいです。
他にも、Barnes & Noblesなど、お店のトートバッグを売っている本屋さんは
いっぱいありますが、私にとって最も思い出がある本屋さんは
この2カ所なのです。
本屋さんのトートバッグのように…
本屋さんのトートバッグのように、本を何冊か入れられて資料も入る、
しっかりしたトートバッグが私には使いやすく、良く持ち歩きます。
今は本を持ち歩く人も少なくなってきたと思いますが、
ノートパソコンも入りますし、カジュアルに持ちやすいですよね。
最初につくったトートバッグは、ブルックリンの小さな生地屋さんで
見つけた生地でつくったものでした。
元となった形は、アッパーイーストにあったCrawford Doyle Booksellers
という本屋さん(今は閉店)でいただいたペンギンブックスのトートバッグでした。
持ち歩いてみると、この形が一番自分でしっくりきたのです。
日本にはない発色と模様を求めて
そんなわけでkuruminは何かとニューヨークと縁があるわけですが
トートバッグをつくるなら、どこにもない柄もの、
おしゃれなものをつくりたい、と思って始めました。
かわいい、おしゃれ、カッコイイ、素敵、と思う生地を選び、
丈夫な厚手の帆布と組み合わせる。それがkuruminのトートバッグです。
カラフルな本の柄のトートバッグ
さて、ここまで本の話をしてきたので、本の柄のトートバッグをご紹介しましょう。
このトートバッグを持って、ニューヨークの本屋さんに入りた〜〜〜い!
そんなことを妄想しながらつくりました。なんだか本屋さんで
ロマンスが生まれそうではありませんか!?
ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープのように!
秋風が吹く季節に、トレンチコートと合わせると素敵!
きっと聡明な女性に見えるのではないでしょうか。
オンにも持てるこのデザインの他に、迷彩柄と合わせたもっとカジュアルな
横型もつくりました。ぜひ展示会場でごらんくださいね!
展示会場の詳しい情報はひとつ前のブログをごらんください。
kurumin|オリジナルトートバッグ
kuruminはニューヨークから取り寄せた表生地と、
国産のカラフルな帆布とを組み合わせたオリジナルのトートバッグブランドです。
屋号 | kurumin|オリジナルトートバッグ |
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住所 | 〒168-0065 東京都杉並区浜田山2-20-17 グレイス浜田山204 |
電話番号 | 03-5357-8905 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
代表者名 | 鳥井 良子 |
info@kurumin.tokyo |